Twitterの使い方がいまいちピンときません
Twitterの何がどう人々をとりこにしているのか、モヤモヤしています
そんなモヤモヤにお答えします
なぜ毎日Twitterを利用するの?
この記事では、Twitterの魅力がなかなか理解できない方に、その魅力をわかりやすく説明します。
ツイートをして、フォローをして、いいねをして。。
一体それがどういうことなのか、順に見ていきましょう。
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ツイートしなくてもいい
Twitterはツイートするためのものと思われている方が多いかもしれません。
ですが、気になるアカウント(人)のつぶやきを、ただ見ているだけでも十分Twitterを続ける価値があります。
ただ見ているだけでいいなら、やっぱり普通にネットでググって情報を見ていればいいのでは?
と思いますね。
それでもTwitterの方が価値を生むような仕組みが出来上がっています。
例えば、英語の勉強中の方が、他の英語を勉強中の方のアカウントをフォローしたとします。
そうすると、その方、は日々学習した英単語や例文をつぶやいたり、役に立ったアプリや参考書をつぶやいたりもしています。
その状況が、日々あなたのTwitterのタイムラインに(つまりホーム画面に)表示。
なので気軽に、簡単に、同じような状況の人の日常に触れることができます。
モチベーションの維持や学習者同士の繋がりがTwitterという文化を通して、簡単に作れることに意味が出てきます。
以下のアカウント(つぶやき)が具体例です。
こちらも併せてどうぞ🐨https://t.co/NHb1S9FRr0
— こあら🇦🇺in Australia (@KoalaEnglish180) June 2, 2020
こういうのを毎日何気なくTwitterを開いて他のツイートと併せて眺める、といった感じで使います。
ツイートしないと始まらない
ツイートしなくても、Twitterを使う価値は十分にあります。
しかし、ツイートをすることで、本来のSNSの世界に足を踏み入れることができます。
例えばあなたが宝塚歌劇のファンだとして、あなたが持っている宝塚の感想や情報や経験を日々ツイートするとします。
そうすると、それを見た他の宝塚ファンの人が必ずあなたのアカウントをフォローしたり、あなたのツイートに「いいね」をすることになるはずです。
フォローされたり「いいね」をされるとどうなるの?
自分の画面上で「あ、フォローしてくれた人がいる!」「あ、誰か❤️マークをつけてくれた!」と分かります。
すると、あなたはおそらくフォローしてくれた人のプロフィールやツイートをすぐさま確認することになるはずです。
その流れでお互いに連絡を取り合ったり情報交換をする関係に発展し、SNSを通じて手のひらの中だけで様々な交流が生まれることに発展するわけです。
フォローしなくてもいい
フォローをすることが重要だと思われている方がいるかもしれません。
ですが、それはさておき、例えば気になるキーワードを検索しているだけで、まずはそれだけでも十分Twitterの重要部分に触れていることになっています。
例えば「Jリーグ」で検索すると、Jリーグのオフィシャルアカウントを見ることができます。
2020明治安田生命J1リーグ・J2リーグの再開およびJ3リーグの開幕日について#Jリーグ
詳細はこちら⏬https://t.co/oyyxXHcaAF pic.twitter.com/pJvf3SEi1d— Jリーグ (@J_League) May 29, 2020
その場合、普通のネットニュース、例えばYahoo!ニュースなどと何がどう違うの?
答えは「同じ」です。
ただ、このニュースを「リツイート」すれば、あなたのフォロワーに「開幕決まったみたいだよ」と教えてあげることが簡単にできます。
リツイートって要はどういうこと?
「リツイート」のニュアンスがわからない方、リツイートとは、要するにLINEやメールに置き換えて考えると、転送をすることと同じです。
全く同じと考えていいです。言葉が違うだけです。
じゃ、フォロワーって?
「フォロワー」とは、要するにその転送の宛先となる方々です。
メールだといちいち宛先を指定して、件名を考えて、本文を書いて、という手間がかかるのですが、Twitterはそのようなことはお構いなしで、タップひとつで転送・送信して情報共有する点が特徴です。
フォローしないと始まらない
Twitterはフォローしなくても十分楽しめます。
しかし、本当の醍醐味を味わうためには、やはりフォローは必須ですし、ちょっと慣れれば何の迷いもなく自然とフォローすることになるはずです。
でもTwitter自体にピンときていないんだから、「そもそも論」を教えて!
ということなら、フォローとはグループアドレスに加わるようなものだ、とイメージすれば良いでしょう。
メールでもLINEでも、予めグループアドレスに入っていれば、そのグループメンバーには用件が伝わりますよね。
Twitter上でのフォローは、まさにそれと同じです。
フォローすれば、その人のグループアドレスに入ったような立ち位置になります。
トランプ大統領のアカウントをフォローすれば、トランプ大統領がツイートしたりリツイートしたり何らかの発信をすると、あなたのタイムラインに(要するにトップページに)トランプ大統領のツイートが表示されることになります。
芸能人、スポーツ選手などをフォローし、気になるつぶやきがあれば、それをブックマークしたり、いいね、としておけば、それが相手にも伝わるし、同じように共感している人同士でコミュニケーションが始まるといった形にも発展します。
連絡手段ではない
Twitterは何か具体的なことを連絡をすることが目的というわけでもありません。
いつものリビングでの何気ない会話レベルのことをつぶやくだけでも使用します。
それに何の意味があるのでしょうか?
例えばトランプ大統領をフォローしていれば、お堅いインタビューでは現れない日常のつぶやきをあなたが垣間見ることになります。
ただそれだけですが、その日常の積み重ねは、トランプ大統領とずっとつながっているということを意味します。
家族同士でのリビングでの何気ない会話の繰り返しが、長い目で見るとお互いを深く理解し合う重要なコミュニケーションとなっていることと同じ意味合いですね。
連絡手段である
Twitterは連絡手段ではない、と同時に、連絡手段としても有効に使えます。
例えば、あなたがある資格の勉強をしていて、ある資格学校のアカウントをフォローしていれば、その資格試験に関する有益な情報が、日々ツイートで何気なく受け取ることになります。
そんな中ある日、無料講習開催といった広報ツイートなどがなされた場合は、あなたはいち早くその連絡を受けたことになり、すぐにアクションを起こして定員に達する前に申し込めることになります。
それってメルマガと同じじゃないの?
と思うかもしれませんね。
まず、Twitterの使用が日常化すると、基本的にはずっとTwitterアプリを立ち上げている状態になるはずです。
そのため、情報に触れるタイミングが早くなります。
また、メルマガのように長々とした文章ではなく、140文字以内の簡潔な情報なので、無駄に読み込まなくても知りたい情報がその範囲内に集約されています。
さらに、Twitterの場合は、仮に自分はその情報に関心がなかったとしても、その情報をとりあえずリツイートしておけば、同じ資格試験を目指しているあなたのフォロワーにいち早く教えてあげることができます。
この場合深く考えず、「とりあえずリツイート」でいいのです。
ここがまさにTwitterの気軽さの象徴的な部分です。
メールやLINEのように宛先だの件名だのと相手のことを気遣う必要が全くなく、一切の煩わしさから解放されて、ただワンタップしておけば、後はその情報を必要とする人だけが自ら取捨選択して連絡が行き届くことになります。
※この記事はあと少しで終わります
LINEとは違う
LINEやメールの場合は、特定の人に対して、特定の用件を伝えることがメインですね。
ですがTwitterの場合は、「ただ発信するだけ」という位置付けもメインです。
連絡手段でもないし、ただ見ているだけの人もいるわけなので、漠然とした人に向けて発信すればいいのです。
そして、Twitterを通せば、皆がそういうものだという認識で動いているので、なんかこの人ひとりでつぶやいていて変なヤツだな、といったことにはならないのです。
同じことをLINEやメールでやればそれはおかしなことになりますが、ひとたび発信手段がTwitterになれば、問答無用でTwitterルールが適用されるわけです。
LINEと同じでもある
LINEやメールとは違う、と同時に、LINEやメールと同じように使うこともできます。
フォロワー=宛先、と考えれば、ツイートやリツイートは特定の宛先に特定の用件を伝える、というLINEやメールと同じ機能を果たすことになります。
例えば?
例えば「来月15日の日曜日15時からピアノの発表会やります。場所は●●です。是非見にきてください!」というツイートをするとします。
この場合、フォロワー=宛先と考えれば、フォロワー全員に伝わります。
また、受信したフォロワーは当然、返信もできます。
その返信の内容も他のフォロワー全員が見ていますので、この点でもLINEやメールと同じです。
しかも、Twitterは基本的には「つぶやき」なので気楽です。
受け取った方は返信義務もないですし、無駄な気遣いを相手に与えることがない点は、まさにTwitterの利点です。
ホームページではない
企業や芸能人が、公式ホームページとは別に公式Twitterを運用していますね。
何が違うのでしょう。
例えば、企業がいち早く新商品の情報を公開するとします。
ホームページでもTwitterでもそのタイミングは全く同じです。
ところが、当たり前ですがホームページならユーザーがそのサイトに主体的にアクセスしてくれないと意味をなしません。
一方、Twitterの場合は、フォロワーに向かっての情報発信となるので、フォロワーは主体的に企業サイトにいちいちアクセスしなくても、勝手に自分のTwitter上に表示されるので「ふーん」とその情報を自然な形で眺めることになります。
そして、その情報に反応したフォロワーは、今度は自分のフォロワーに対してその情報をリツイート(要するに転送)し、またそれを受けた人がさらにリツイートする、と言った連鎖反応が起これば、情報があっという間に拡散されて、驚異的な伝達力を生み出します。
しかも、Twitterの操作は煩わしい操作感がゼロなので、簡単に、手軽に、深く考える必要もなく情報が拡散していくことになるのです。
ネットやメールは簡単で手軽なのがそもそものメリットなのに、Twitterだからって何をそんなに手軽だとか簡単だと言っているのかがいまいちピンとこない。
この疑問は、LINEやスカイプを連絡手段に使っている方ならわかると思います。
LINEを使っていない人から「メールとLINEの違いは何なの?」と聞かれた場合は「LINEの方が簡単だし楽だよ」と答えると思います。
しかし、LINEを使っていない方にはそのニュアンスが伝わりませんよね。
あげく「別に自分はメールでいいよ」と言われたことありませんか?
よく言うTwitterの手軽さや簡単さは、まさにそれと同じような感覚です。
一度LINEに慣れてしまうともうそればかりになってしまう、そして周りもみんなLINEになってきたからなおさらもう手放せない、ということが、Twitterの場合にも当てはまります。
ブログではない
ブログを通して、個人なら趣味や旅行記、企業なら最新動向などを漠然と世の中に対して発信していると思います。
そして、そのブログのファンは、主体的にそのお気に入りのブログサイトにアクセスして楽しんでいますね。
Twitterの場合も、基本的には同じような構造でも動いています。
ですが、Twitterには「深み」がありません。
また、そもそも深さを求めるものでもありません。
一回のツイートは140文字以内ですので、トピックだけを拡散させることで使用します。
で、それがどうしたの?
いち早く、トピックや情報が伝わることが最大の利点です。
例えば企業のブログなどでお得なキャンペーンが先着100名で募集開始、となっていれば、まずはTwitterを通してそのネタだけが伝わればいいからです。
内容の「見出し」だけが早く伝われば良くて、興味がある方には実際のブログの方に主体的にアクセスしてもらう、という流れを想定して使用するのです。
まとめ
「ツイートしなくてもいい」、と言いながら「ツイートしないと始まらない」、など、Twitterの使い方は七変化します。
ですので、使い方そのものにとらわれると、かえって分かりにくくなるかもしれません。
「連絡手段ではない」といいながら「重要な連絡手段にもなる」わけなので、使い方の解答を求めることなく、あまり深く考えずに、やりながらTwitterの奥に広がる特性を体感することが近道です。
別の切り口での Twitter初心者向けの記事もありますので、併せて読んでみてください。
皆さんのお役に立てれば幸いです!