「同志少女よ、敵を撃て」を【ネタバレ無し】でおすすめしてみます!

今回の記事は、小説「同志少女よ、敵を撃て」(逢坂冬馬あいさか・とうま)について!

話題沸騰の「同志少女よ、敵を撃て」が気になっている人に、読むべきかどうか、ネタバレ無しでプロモーションします!

戦争が題材

「同志少女よ、敵を撃て」は、戦争を題材にした、めちゃくちゃシリアスな作品です。

この作品には、発行部数狙いのバズなエンタテインメント性はありません!

戦争という題材を、直球一本勝負で、ど真ん中に投げ込んでくる、かなり骨太の小説です!

異常に高い評価

しかも、戦争というシリアスなコンテンツにもかかわらず、メディアや読者の評価が際立って高いという特徴があります。

例えば、オーディブルでの読者レビュー。

  • 総合評価が4.8!※1
  • レビュー数が5000件以上!※2

※1 通常、話題の作品でも4.5前後
※2 レビュー1000件あれば多い方

「同志少女よ、敵を撃て」の評価 (1)
引用;オーディブル

もちろん、本屋大賞やアガサ・クリスティー賞など、ビッグタイトルの受賞実績は「当然」といったレベル感です!

高い評価の理由

突き抜けて高い評価を得ている「同志少女よ、敵を撃て」ですが、その理由は次のような感じです。

  • 教科書でしか知らない戦争が、あたかも目撃者となるように迫りくる。
  • 壮絶なストーリー、悲哀の物語が、自分ごとのように脳内変換される。
  • 史実としての戦争や、現代の地域紛争などが、他人事と思えなくなる。

ストーリー

メインテーマは、戦争と女性です。

  1. ロシアの少女たちが
  2. 故郷を消され
  3. 哀戦士となり
  4. 狙撃兵として
  5. 国家に尽くし
  6. そして終戦を迎える
※狙撃兵とは?

※「狙撃兵」とは、ライフル銃で、長距離から、精密射撃するスナイパーのこと。

第二次世界大戦というギガな時間軸に、少女の人生というミクロな時間軸が駆け抜けます。

「同志少女よ、敵を撃て」はそんな展開の小説です。

リアルに泣ける

教科書には載らない、戦争当事者たちの哀しすぎる物語。

そこには犠牲になるコトやモノが多過ぎて、重過ぎて、読みながら、悲しくて、辛くて、目も当てられなくて、ワンワンと泣いてしまいます。

社会派的スイッチが見つかる

要するに、ガチで重めの小説です。

でも不思議と、この手の作品体験は、人生のどこかでインプットが必要な気がします。

芸能、お笑い、グルメなどに溺れる現代って、果たして、これが戦後平和の理想像?とか考えたりして。。。

典型的な物欲市民の私でさえ、そんな問いかけを抑えられずモンモンと、、、みたいな。

読後は、メンタルの奥底で正体不明の化学反応が起こり、自分の意外な側面を発見できますよ!

「同志少女よ、敵を撃て」のあらすじ(ネタバレ度アップ)

「同志少女よ、敵を撃て」のあらすじを紹介します。

時は第二次世界大戦。

舞台はモスクワ近郊の小さな村から。

その村で生まれ育つ18歳のセラフィマが主人公。

その村が、敵国ドイツ陸軍の襲撃を受けます。

罵声、破壊、殺戮、放炎。

数時間にして、ヒトもモノも、夢も幸福も、村の全てが殴られ、蹴散らされ、そして撃たれて、地獄絵に変わり果てます。

そして、、、

「不幸にも」セラフィマだけが生き残ってしまいます。

その地獄絵が脳内に刻まれたまま。

18歳にしてセラフィマの人生は確定。

この先、進める人生のレールは、ソ連軍の兵士となり、独ソ戦に従軍することのみ。

ただ生きるための消去法で、それが唯一の選択肢。

そこから、セラフィマと、同じ境遇の女性兵たちが集い、訓練を受け、敵を撃つ物語が始まります。

哀戦士セラフィマ達は、いかにして戦史に名を残す狙撃兵に育っていくのか。

それはつまり、いかにして地獄絵の生産者となっていくのか、と同義。

そして、、、

彼女たちはどんな終戦を迎えるのか・・・

「同志少女よ、敵を撃て」の見どころ

「同志少女よ、敵を撃て」の見どころ・読みどころは、第三章からと言えるでしょう。

第二章までは、修行っぽいストーリー。

前半は割と静かに、しかし、後に核となるエッセンスを丁寧に熟成させていきます。

そして第三章からクライマックスの連続。

「同志少女よ、敵を撃て」の目次 (1)
引用;オーディブル

第三章「ウラヌス作戦」から、実戦に赴く訓練兵たちの生き様連帯感復讐心などが、

ハンパない臨場感で、一気にブーストがかかって大展開します。

「同志少女よ、敵を撃て」の魅力

さらに、見どころ・読みどころのひとつに、主人公達が「狙撃兵」という点にあります。

狙撃兵(スナイパー)は、銃口を構えたまま、ひたすら待ちの姿勢、静かにチャンスを狙い続けます。

「静かに」とはいえ、距離、気温、湿度、風向きなど、脳内では物理法則を全開で計算。

しかもそれが数日間!

そして、、、

全ての方程式の解が出たその瞬間、イナズマのごとく一撃必殺!

軍人とはいえ、訓練は座学、鍛えるのは脳の筋肉。

戦争、少女、狙撃兵、というキーワードに加えて、知能集団といった側面も、この物語の魅力のひとつです。

「同志少女よ、敵を撃て」の登場人物

登場人物は20名以上、かなり多めです。

しかも、

「リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリチェンコ」

とか

「タチヤーナ・リヴォーヴナ・ナタレンコ」

とか、フルネームでロシア人とドイツ人がワラワラと登場します。

正直、読み始めは、人物関係の把握にちょっと混乱するかもしれません。

でも、キーとなるキャストは以下の7名。

「同志少女よ、敵を撃て」の登場人物の図解

この7名をおさえながら読み進めると迷子にならないでしょう。

さらに、立地関係を世界地図で確認するとこんな感じです!

「同志少女よ、敵を撃て」の舞台

 

「同志少女よ、敵を撃て」の結末

さて、結末は次のどちらのパターンでしょうか。

  • 「うぇっ?!まさかぁ〜!そんなのってあり?」の大大どんでん返し!
  • 「(しんみりと)あぁ、、なんて尊いんだ・・」で涙涙のフェードアウト

ここは皆さん、大いに期待してこの長編を読破してください!

答えは「両方」、という第三のパターンもあり得ます!

「同志少女よ、敵を撃て」がハマりそうなタイプ

この小説にハマりそうな人は「本格的な物語」に満足するタイプでしょう。

話自体はフィクションですが、その背景となる当時の社会情勢や兵器などは、客観的な事実をもとに再現されています。

その上、終始、淡々とした叙述で語られ、前へ前へと話が進むスタイルの小説です。

それゆえ、下手な小細工が一切なくて、本物感のある、正統派でズッシリとした作品に仕上がっています。

そんな質実剛健な作風で、真の感動を味わってみたい人におすすめです。

「同志少女よ、敵を撃て」の読み方(聴き方)

本記事は、Amazonのオーディブルで読んだ(聴いた)作品としてレビューしています。

「同志少女よ、敵を撃て」をオーディブルで読む場合は以下の通り!

  • 「同志少女よ、敵を撃て」の概要
  • オーディブルって何?
価格無料(課金なし)
再生時間15時間34分
総合評価4.8
ナレーション評価4.8
価格は、時期によっては有料になる可能性もあります。

再生速度は、1.5倍速でちょうどいい感じ。

オーディブルなら5日程度で読み(聴き)切れます。

聴き始めると止まらないのがオーディブル!

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「同志少女よ、敵を撃て」の舞台裏

最後に「同志少女よ、敵を撃て」が話題となっているトピックを3つだけ紹介しましょう!

アガサ・クリスティー賞

「同志少女よ、敵を撃て」は「アガサ・クリスティー賞」の大賞を受賞しています。

「アガサ・クリスティー賞」は、かの早川書房が主宰する長編推理小説のタイトル。

「同志少女よ、敵を撃て」が2021年に受賞した時は、

なんと、

審査員全員が最高点、満場一致の大賞受賞!

本屋大賞

さらに翌年、2022年に「本屋大賞」を受賞した際も、逸話が残っています。

大賞受賞時の投票得点は463.5点

2位の、あの「赤と青とエスキース」(青山美智子)が341.5点で、

圧倒的な大差をつけて記録的な大賞受賞!

作者「逢坂冬馬」について

作者「逢坂冬馬あいさかとうま」さんは1985年生まれ。

高校時代のアメリカ同時多発テロを契機に、国際政治に強く目を向けたそうです。

その後、事実を客観的に分析する研究者を目指したものの、結果的に、歴史小説を書く方向に舵切り。

そしてデビュー作「同志少女よ、敵を撃て」で、

いきなり頂点に躍り出た、新進気鋭の若手作家です!


以上です!

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