今回は「ランニングにかかる費用」について!
- ミニマムで総額●●円
- 最も費用がかかるのは●●
- 人によって高低差が出るのは●●
こんな視点で経験を語ります!
ジョギングブロガーのAI(あい)です!自由気ままなスタイルでジョギング歴は20年。ジョギングのメリット、継続するコツなどを目一杯お届けしてます!
ランニングにかかる費用はいくら?【最初の1ヶ月】
ランニングに興味はあるけど、まだ様子見の人。
とりあえず1ヶ月くらい挑戦してみようかな、といったお試し期間のケースから見てみましょう。
この場合に最低限必要なグッズは「ランニングシューズ」だけでOKです!
ランニングシューズ
ジョギングって、とりあえずは、Tシャツとか短パンは何だってOK。
機能性がなくても、はたまた、どれだけダサくても、走ること自体に支障は出ません。
でもシューズだけは別です!
シューズを雑に考えてしまうと、膝、ふくらはぎ、太もも、かかと、など生活に直結する大事な部分を痛めるリスクが高まるからです。
走る時の加重や重心移動が計算されて、優れた衝撃吸収材が使われているのがジョギングシューズ。
最初に選ぶときは、迷うことなくNIKE、アディダス、アシックスあたりの実績あるブランドから選ぶのが無難です。
「初心者用」や「For Fun Runner」といったカテゴリーから選べば、8,000円〜10,000円程度が相場です。
正規品である限り、機能的にはそれがベストチョイスです。
ヘタに高いものを買ってしまうと、ふだん鍛えまくっている本気アスリート仕様だったりして、むしろ逆効果です。注意して下さいね。
ということで、最初は、シューズ代8,000円〜10,000円で始められます。
ランニングにかかる費用はいくら?【1ヶ月以上経った頃】
さて、次は、走り始めてから数ヶ月くらい経った頃。
30分以上は走れるようになってくる段階です。
距離にしたら、5キロは走れるようになっていることでしょう。
この段階になると、ランニングの「基本グッズ」をきっちりと揃える必要が出てきます。
「基本グッズ」は3つ。
順を追ってみていきましょう。
ランニングウェア
まずはウェアについて。
距離にして5km、時間にして30分程度でジョグできる頃に検討すべきアイテムです。
まだ、基本、ウェアにこだわる必要なし
人目さえ気にしなければ、このレベルでは、特にランニング専用の割高ウェアにこだわる必要はありません。
唯一の例外
ただし、唯一の例外は「インナー」
スポーツタイツの効果
- 関節や骨盤への負担を軽減
- 怪我を予防するテーピング効果
- 姿勢の矯正、紫外線カット
など、コンプレッションタイツの効果は測り知れません。
スポーツタイツの価格相場
価格的には一着10,000円くらいと、ちょっとお高め。
でも、怪我の防止に直結する開発費と素材が反映された製品です!
なので、コンプレッションタイツの優先度はシューズに次いで2位。
その他のTシャツやハーフパンツ、ソックスなどは、この段階でも手持ちのもので十分でしょう。
ウェストポーチ
基本グッズの2つ目は、ウェストポーチです。
ランナーに付きまとう悩み
ランニング時は、
- スマホ
- 財布
- 鍵
この3つを常に身につけて走ることになります。
それに加えて水分補給のためのペットボトルも必携。
これらを毎回ポケットに入れてのランは、揺れの不快感と紛失のリスクから、ランナーの悩みのタネなんです。
ということで、ウェストポーチやアームバンドを使って、揺れない、そして落とさない環境作りが必要です。
悩みを解決するアイテム
アイテム上手なランナー達がたどり着くのが「フリップベルト」や「スパイベルト」と呼ばれる製品です。
ギュっと腰に締まる素材で、持ち物が腰に張り付くようにピタッと収まります。
フリップベルトの価格相場
大体4,000円〜5,000円で購入できます。
サングラス
3つ目がランニングサングラス。
眼から受ける紫外線からも、肌への影響は出ます。
紫外線の脅威
紫外線を「眼」が感じると、身体に紫外線を受けたのと同じように「脳が反応」します。
脳の働きとして、肌に黒色メラニンを出す指令を出し、シワやシミなどの肌トラブルと同じ症状が出るんです。
また、瞳が白く濁ってしまう白内障などの予防上もランニングサングラスは必需品。
サングラス選びのポイント
レンズ選びの基本は、
- 高いUVカット率
- 偏光機能レンズ
- 軽量
この3点です。
走る機会が増えるほど屋外にいる時間も長くなるので、できるだけ機能性が高いサングラスをチョイスしてください。
サングラスの価格相場
価格相場は、標準的なランニングサングラスで5,000円くらいです。
サングラス選びの注意点
注意点は、雑貨店やワンコインショップなどによくある、色が黒いだけのサングラス。
紫外線をカットしないうえ、「瞳孔全開」で紫外線を吸収することになるので、絶対にやめましょう。
スボーツサングラスは本当に重要アイテム!
ということで、いったんまとめましょう。
ランニングを始めた頃の初期費用は次のとおり。
合計30,000円弱。
ジョギングなんて、タダ同然で始められると思いきや、こうやって数字で見るとそれなりの金額です。
ランニングにかかる費用はいくら?【人によって上下するもの】
さて、ここからは、ランニングがライフスタイルに定着してきた段階でかかる費用。
人それぞれの状況に応じて色んな世界観が広がります。
ただ走るだけなのに、ホントに色々ありますよ!
小物類
ランニンググッズの市場は巨大!好きな人は次から次へと新アイテムを揃えてます。
リストバンド
リストバンドは汗を手軽に拭えるため重宝する人は多いです。
キャップ
キャップは、夏ランや雨ランの時に必須。
サプリメント
スポーツを科学的に実践したいなら、サプリメントや栄養補給剤にハマる人も結構います。
「BCAA」をおさえてますか?
このあたりの消耗品は、数千円の出費が継続的に発生する感じです。
季節ごとのウェア
夏のアイテム
夏のアイテムはキャップとネッククーラー。
日差しと紫外線の予防、そしてクーリングのため、夏のマストアイテムと言えるでしょう。
5,000円もあれば購入できます。
冬のアイテム
一方の冬場。
冬の必需品は結構増えます。
確かに、真冬でも走り始めて10分もすれば身体は温まってきます。
とはいえ、いくら身体はポカポカでも、手先など末端部分は別。
セカンドレイヤー(上着)などは相応のアイテムで対策が必要です。
などが主なアイテムになります。
ランニンググローブ
機能性が高いランニンググローブで5,000円ほどです。
保温、発熱、吸汗、速乾、通気、スマホタッチ可能など、テック系素材を選ぶのがポイントです。
ウィンドシェル
風が強い日に必須となるウィンドシェルは10,000円は見込む必要があります。
私の経験で一番感動したのは、PatagoniaのHoudiniジャケットとColumbiaの「omni-tech」。
「保温力」と「蒸れない力」が感動ものです!
ネックゲイター
ネックゲイターとニットキャップは、バルセロナ発のBuff(バフ)を私は愛用してます。
費用的には全部で5,000円ちょっとという感じです。
レディースのためのウェア
スポーツブラ
女性はスポーツブラも必要。
クーパー靭帯
ランニング時に揺れ続けるバストのクーパー靭帯が伸びたり切れたりすると、もとに戻せません。
バストの下垂にもつながるため、スポーツブラは必須なんです。
スポーツブラの価格相場
値段は定番のCW-Xで4,000円前後が相場です。
ファッション
たかがランニングウェアとは言え、オシャレにこだわってテンションを上げるランナーは結構多いです!
比較的、手に入りやすい価格帯のアイテムを紹介します。
ロングのジョガーパンツ
キマっているランナーをチラ見してると、ロングのジョガーパンツが多い時代になりました。
Patagoniaのテルボンヌジョガーズや、UK発のGymsharkが、シルエット的に最新スタイルに映ります!
フーディ
フーディならVanquish Fitness。
セレブなヒップホップイメージで、有名アスリートや芸能人なんかが神宮外苑のランニングで着用しているのを見かけたことがあります!
レディース
レディースならバンクーバー生まれのlululemon(ルルレモン)やREAL STONEがお洒落路線。
REAL STONEはもとはヨガウェアブランド。ナチュラルで華やかなセンスで根強いファンが多いブランドです。
探せばどれも5,000円〜10,000円で手に入りますよ!
ランニングウォッチ
ランニングウォッチは最強のランニングデバイスと言えるでしょう。
ランニングウォッチとは
これ、要はスマートウォッチのスポーツ版です。
これがあると、もう重いスマホを持たなくても大丈夫。
GPS、地図、電子マネー、ランニングアプリ、音楽、電話・SNS、その全てを腕の上に集約。
定番は「GARMIN」
これを購入する場合は、中途半端なデバイスは避けた方が無難です。
最低でもGarminなら「foreAthelete」か、「AppleWatchなら最新世代」にしておかないと、物足りなさで後悔するか、結局買い直しかのどっちかになると思います。
GPSの精度が群を抜いて良いのがトップブランドのGarmin
日常でも違和感なく使いたいなら天下のAppleWatch
といった感じです。
ランニングウォッチの価格相場
お値段は今回紹介する中で最も高額。
50,000円〜100,000円は見込んでおく必要があります。
私もGARMINのforeAthleteを使っていますが、結局fenixシリーズが気になってしまい、次は頑張ってfenixを買おうと決めています!
ランステ
「ランステ」とは、ランニングステーションの略です。
着替えやシャワー、ウェアやシューズのレンタルができる有料スペース。
都心によくあって、ランナー達は、ここランステを拠点にして、活動範囲や交流を広げています。
ランステのメリット
ランステのメリットは次のとおり。
ランステの費用相場
費用的には、ビジター利用で一回500円〜1,000円弱。
会員になって月額3,000円〜8,000円といった感じです。
移動費
ランニングコースを変えることはマンネリを回避でき、継続するために重要な要素です。
ランステとセットでおすすめコースを調べて休日を堪能するスタイルも完全に定着してきました。
このスタイルが定着すると、遠出する時の交通費がかかります。
おすすめコースと言われてもピンとこない人はこちら!
大会参加費
マラソン大会への出場はモチベーションアップの筆頭格!
参加費用の相場感は大体次のとおりです(遠征費は別)。
- 10キロマラソン 2,000円~4,000円
- ハーフマラソン 5,000円前後
- フルマラソン 6,000円~10,000円
ちなみに、東京マラソンや横浜マラソンなど、大都市型の大会参加費用は20,000円以上!
医療費
最後は医療費について。
どれだけ予防対策をしても、長く続けているとどこかのタイミングで整形外科などに通う可能性は避けられません。
スポーツと怪我は表裏一体の関係。
体力向上、脂肪燃焼、カロリー消費、ダイエット効果、などなど多くのメリットとの裏返しとも言えます。
ということで、医療費も込みでランニングにかかる費用は見込んでおきたいところです。
保健診療じゃない整骨院などに通うと、1回で5,000円以上はかかかります。
ランニングにかかる費用はいくら?【まとめ】
ただ走るだけなのに、こうやってまとめると結構な出費がかさむものですね。
RUNNETさんが実施したアンケートで、
- Q「昨年1年間でランニングにどれくらいお金を使いましたか?」
というのがありました。
結果によると、
- A
- 3~6万円未満が23%
- 6~10万円未満が22%
と、この辺りがボリュームゾーンです。
私の個人的な感覚だと、もう2〜3割減かな、という感じです。
でも、アツいランナーが母集団のアンケート回答なので、そのレベルになると、かなり現実的な結果だと思います。
以上です!
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