高い評価!
オーディブルで「俺たちの箱根駅伝」の評価がすごいことになってます!
総合評価「4.9!」

言わずと知れた、ヒットメーカーの池井戸潤(作者)。
※「半沢直樹」も「下町ロケット」も「ハヤブサ消防団」も総合評価は「4.8」止まりでした。
自ら生み出してきた過去の高記録を、自ら塗り替えた!
といったザワツキ感です。
上空飛行!
しかもよく見ると「俺たちの箱根駅伝」は「低評価がほぼない」という、華麗なる上空飛行!


つまり、読めば誰でも高評価!
一体どんな小説なんでしょう?
ネタバレ無しで見ていきましょう。
活字でスポーツ観戦
「俺たちの箱根駅伝」は、活字で観戦するスポーツです。
- よーいドン!で200kmのかけっこ
- 一番早かったチームが勝ち!
- 以上!
という単純明快なテーマ。

それを、712ページもかけて表現した作品が「俺たちの箱根駅伝」です。
※通常の文庫本の平均は300〜400ページ
花形イベント
箱根駅伝にあまり馴染みがない方は、「駅伝で700ページも書くことあんの?」と思うかも知れません。
そんな方に向けて、「箱根駅伝」の花形っぷりを「事実」で見ておきましょう。

視聴率1位は?
〈👉Tap〉
NHKの紅白です!
※ちなみに沿道の観客数は98万人!白バイは神奈川県だけで120台!
こんなイベントを、上下左右から支える関係者たちの物語が「俺たちの箱根駅伝」です。
筋書きの「ある」ドラマ
ところで、スポーツといえば「筋書きのないドラマ」ですね。
●大会、●戦、●カップなどなど、まさに奇跡が起こった時こそ、ヒーロー誕生の瞬間。
でも「俺たちの箱根駅伝」は、ミラクル待ちの物語ではありません!
など、選手以外の関係者たちの、人間の面倒くさいところに強くスポットを当てた物語です。
そんなウェットな前哨戦だったり場外乱闘までの目撃者となってしまうと、もはや本番は延長戦!
結果に至る、イチからジュウまで読者が巻き込まれる。
だから、筋書きの「ある」ドラマ!
スポーツを、本番だけの切り取り動画と言わせないのが「俺たちの箱根駅伝」です!
※上巻はウェットな暗黒展開、下巻でスカっと本番突入します!
敗者が駆け抜けるストーリー
実は「俺たちの箱根駅伝」の主役は負け組たちです。
主役は関東学連
負け組とはつまり、「関東学連」のこと。
そう、毎回、基本、最下位の関東学連。
トップエリート校が戦う場に、「記念受験」的な出場枠で参戦するのが関東学連ですね。
「関東学連」とは?〈👉Tap〉
正式名称「関東学生連合チーム」。予選落ちの大学から選抜されて出場する混合チーム。箱根経験者を増やし、全大学のレベルアップを目的とした制度。
華やかさに欠けるキャスティング?
読み始めた時点では、申し訳ないけど、
「関東学連かぁ〜」
「華がないな〜」

と、この作品の行方に、偏見が先行してました。
敗者にこそドラマあり!
ところが読み終えた今となっては、
「負けた君こそが主人公だ!」
「君も!」「あなたも!」「Youもぉ!」
と、世の負け組たちの肩を揺らして励ましたくなる、ヤベェヤツと化してしまいそうです。

敗者の輝き方を教えてくれる、それが「俺たちの箱根駅伝」です!
半分は実話
この作品、少しだけ似てる実話が、今や常勝軍団となった青学大を率いる原監督の今昔物語です。
原監督に罰ゲーム?
実は、無名時代の原監督が、箱根監督デビューしたのが、まさに関東学連を率いた時。
当時は、関東学連を任されるのって、「罰ゲーム」「貧乏くじ引いた」みたいなムードだったそうです。

負け組たちの定番ムード
誰にも注目されない。どうせ最下位。何か意味あんの?
世間はおろか、寄せ集められた選手自体がそんなジメジメした感じ。

どーせさ〜
ピュアな詐欺師?
ところが当時から原監督は、ああだこうだと、ゴニョゴニョと、本気のおせっかいを焼いてチームマネジメントを進めます。
しかも、決してピュアなアマチュアリズムだけじゃなくて、戦略的で、プロの詐欺まがい(?)のマネジメントスキルが賞賛もの!

結果、とんでもないガチ伝説が生まれてしまうことに!

頭を使って実績出すってこういうことか!なるほど!みたいな。
そんなイケてる指導者の軌跡も描かれているのが「俺たちの箱根駅伝」です!
※原監督の伝説自体は2008年の実話。
主役は選手・監督ではない
さらにさらに、この物語の主役は、選手や監督だけではありません。
30年近く箱根駅伝と命運を共にしてきた「日本テレビ(作中では別名)」のドタバタ劇が見ものです!
編成局のドタバタ

芸人やタレント使って、もっとファンの裾野を広げんか!

はぁ?箱根駅伝はもはや日本の伝統でしょ?

上司
時代の流れや!そのうちスポンサー減るぞ!

はぁ?キラキラ系に転換したらむしろ本当のファンが離れるでしょぉ
アナウンス室のドタバタ

関東学連の取材?バカかお前?んなもん使い所ねぇ!

でしょーねー、多分使われないでしょーねぇ。

先輩アナ
だったら強豪校の取材にもっかい行け!

でもですねぇ、「箱根駅伝・だ・け・は」全選手の人生背負って実況したいんですよぉ!
プロデューサーのドタバタ

も、もう待てん!今すぐCM入れろ!どんだけ引っ張ってんだ!!

いや!この画はあと2分必要す!じゃないと観てる人たちにはドラマが成り立ちません!

あほ!メインスポンサーだぞ!(10億ぞ!)

せぇダマレ!判断が鈍る!クソが!!
こんな感じでドタドタバタバタ。
日テレのスポーツアナいわく、この作品、テレビクルーの描写が「あまりにリアル」と驚愕(絶賛)してたのが「俺たちの箱根駅伝」です!
※文春オンライン町田浩徳アナのインタビューより
続いて作家さんに目を向けてみましょう!
イケイド構文が盤石
作者が池井戸潤ということで、設定の精密さ、正確さ、奥深さなどが秀逸です。
「半沢直樹」や「下町ロケット」もそうであったように、ハッタリ感ゼロのリアリズムが申し分なし!
とにかく、取材力が圧巻です!
この点のエピソードが面白いので、最後に小ネタと共にブリ返します!
池井戸潤の黄金プロット
池井戸さんならではの黄金のストーリー展開も健在。
いや、健在どころか、むしろクオリティ上げてきてます!
冒頭から引き込まれる
例えば、いきなり冒頭から、駅伝予選会の、躍動感増し増しの描写で始まるんです。
それはそれは、すぐそこから選手たちの足音が聴こえてきそうな描写!
で、予選会が終わると、心に染み入る監督の名言シーン!
もう普通なら、この場面だけで大作のエンディングレベル!

決して裏切らない
読み始めからワシっと心をツカまれ、
「はい、ハマった〜」
そして、
「後は放っておいても楽しまてくれるんでしょ!」
と、大人気アトラクションに乗った時と全く同じ心理状況、高揚感!
池井戸潤の黄金法則がシブキ上がる作品!それが「俺たちの箱根駅伝」です!
さて、
この小説は「オーディブル」で読む(聴く)のがおすすめです!
「俺たちの箱根駅伝」の読み方(聴き方)
本記事は、Amazonの オーディブルで読んだ(聴いた)作品としてレビューしています!
「俺たちの箱根駅伝」を「 オーディブル」で読む場合は以下の通り!
「俺たちの箱根駅伝」と「オーディブル」
- 「俺たちの箱根駅伝」の概要
- オーディブルって何?
価格 | 無料(課金なし) |
再生時間(上巻) | 10時間39分 |
再生時間(下巻) | 9時間19分 |
総合評価(上巻) | |
総合評価(下巻) |
オーディブルなら5日で読める
再生速度は、1.5倍速でちょうどいい感じ。
オーディブルなら数日で読み(聴き)切れます。
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といった点がメリットです。
ポイントは「〜しながら読書」ができる、という点!
例えば「運転しながら」とか「料理しながら」とか「通学中に」などなど「気軽に」そして「劇的に」読書量を増やせる点が最大の魅力です!
「俺たちの箱根駅伝」が無料サンプルで聴ける!
無料サンプルを「聴いてみたい」人はこちら!
最後に気になるトピックです。
「箱根駅伝」って、、特にファンでもないんだけど。。
そんな人でも楽しめる作品なのでしょうか?
箱根駅伝?
実は実は、作者の池井戸潤さんも、箱根駅伝のファンでもなんでもなかったらしいです。
箱根ファンじゃなくてもOK!
いつものように、池井戸さんの創作意欲の発火点は人間ドラマ。
今回の作品で言うと、若者の晴れ舞台を全力で伝えようとするテレビクルーの熱いドラマを描きたいと思ったところが出発点だったそうです。
実際、
人間の喜怒哀楽に触れるから、“箱根オタク”ではない私だから書けた小説になったのではないでしょうか
とコメントされています。
銀行員じゃなくても半沢直樹シリーズにハマれるのと同じレトリックです。
箱根駅伝に縁がない人でもハマる作品、それが「俺たちの箱根駅伝」です!
もちろん箱根ファンでもOK!
反面、日テレの関係者に取材し、陸上競技連盟を訪れ、繰り返しビデオを見、現地に足を運び、などなどを積み上げる鬼取材の連続で、
長年のファンの方に納得していただける作品にしたかったし、協力を仰いだ方々の顔を潰すわけにもいかないので、とにかく全力で走り切ろうと
そのあげく、
もう1回書けと言われたら、絶対に身がもたない
以上引用;文春オンライン「本の話」
と漏らしてる程、渾身の取材を重ねたそうです。
伝統へのリスペクト
同時に、箱根駅伝の伝統へのリスペクトも欠かしていません。
それを裏付ける逸話があります。
当初、週刊誌の連載から始まったこの作品、箱根駅伝ファンの読者から、多くのダメ出しが入ったそうです。

例えば、
それら全て、敬意をもって修正し、編集して出来上がったのが今回の作品!

結果、箱根駅伝フリークの方々にも、十分過ぎるほど満足できる作品が「俺たちの箱根駅伝」です!
以上です!
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